Kotlinで自作アプリ

自作アプリである「お散歩アプリ」をKotlinで再構築した備忘録です。

Kotlinとは、2011年にロシアで生まれたプログラミング言語です。

Androidアプリ開発には従来Javaが使われていましたが、最近Java著作権をめぐってGoogleとOracleの訴訟が発生しています。
Oracle、Java APIを巡るGoogleとの係争で上訴

その訴訟に嫌気がさしたのか、開発者の間では急速なJava離れが進んでいます。

そこで自作アプリ「お散歩アプリ」をKotlinで作り直してみました!!


注:特になし。


古い町を散歩するのが好きな筆者のために開発したのが、このアプリです。
散歩したルートをGPSからサーバのデータベースに保存・検索できるアプリです。

過去どこの町を、どの日に歩いたかなあと寝ながら検索し、 思い出に浸ることができるすばらしいアプリなのです。(自画自賛)


このアプリは当初Javaで作っていましたが、これからはKotlinで改造していきます。

まずはAndroid StudioをKotlin対応の最新バージョンにアップデートします。
Android Studio Androidの公式IDE

そして、JavaのソースをKotlinに変換します。
Androidアプリ(Java)をKotlinに全変換



型安全性を重視し、NULL許容型を導入しているKotlinではNULLポインタ例外が発生する可能性があるとコンパイルエラーが発生します。
今回の自作アプリでも同様のエラーが発生しましたので、!!や?で変換していきました。
(昔、仕事で夜中までヌルポ対応していたときが懐かしく感じました。)

なんとか、スマフォでKotlinで作ったアプリが動作しました!!



Kotlinを触っているとモダン言語の楽しさが味わえます。

ただ古いJavaで動いているWeb基幹システムや太古のCOBOL・VBで動いているシステムも現状あるわけです。

若者が嫌がる古い言語は我々ベテラン技術者にとってはチャンスですが、 最新の情報もキャッチしていく必要があります。