電気制御と人工知能(AI)について

電気制御と人工知能(AI)の連携について、遠隔仮想サーバ連携について調べてみました。

すると、すばらしいサービスを見つけました。
それが今回紹介するAmazon MLなのです!!


注:テレビ通販ではありません。


本サービスはWeb上のクラウドシステムとして提供されています。(有料)


まずなんと、機械学習モデルの作成がノンプログラミングで可能です。CSVファイルを読み込ませればいいのです。
Amazon MLでプログラミング不要の機械学習&簡単データ解析をご覧ください。


ただし、このままでは外部システムから自動で機械学習モデルを使用することができません。AWS環境でWebAPIを作成する必要があります。


外部システム→AWS API Gateway→AWS Lambda→Amazon MLの順序で機械学習モデルを使用したAI解析結果を取得できます。
Amazon Machine Learning 外部から多項分類を実行出来るAPIを作成する

この記事を見ていただいて驚愕なのが、サーバプログラムを全く組んでいないということです。
AWS Lambdaでクライアント側のJavaScriptプログラムを組むだけでWebAPIが作成できてしまうのです。Amazon恐るべし!!


ここまで出来れば、VC#アプリ等でPOST通信経由でAIの解析結果を取得しPLCに指示してやれば、電気制御と人工知能(AI)の連携が可能です。

ただし工場では通信環境が悪い所も多く、またAWSは多く通信すれば膨大な請求額になる可能性もあります。

したがってエッジコンピュータを設置し、下名の 紹介記事にあるようにC#アプリ自体でAI解析し、 解析結果を取得しPLCに指示してやるのが現実的かも知れません。

またAI機能搭載のPLC発売を待つ方法もあります。オムロンさんが今研究中です。
「AI搭載マシンオートメーションコントローラー」を開発

2018年サービス提供を目指しているとのことですので、どこまで使えるか楽しみですね。